【千夜一酔(せんやいっすい)】「まる」でおなじみ! 兵庫・灘の白鶴酒造が発信する本格焼酎ブランド

【千夜一酔(せんやいっすい)】「まる」でおなじみ! 兵庫・灘の白鶴酒造が発信する本格焼酎ブランド
出典 : 白鶴酒造株式会社ホームページ

「千夜一酔」は、日本酒「白鶴 まる」で有名な兵庫・灘の日本酒メーカー、白鶴酒造が打ち出す本格焼酎ブランドです。ここでは「千夜一酔」の特徴や魅力をはじめ、白鶴酒造の歴史や日本酒ラインアップ、おすすめリキュールなどについて紹介します。

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「千夜一酔」は現在、芋焼酎と麦焼酎の2タイプで展開している本格焼酎ブランドです。その魅力を語るうえで欠かせないのが、発売元である白鶴酒造の情報です。

「千夜一酔」を手掛けるのは、「まる」で名高い白鶴酒造

兵庫・灘の老舗酒蔵・白鶴酒造

白鶴酒造株式会社ホームページ

本格焼酎「千夜一酔」を販売するのは、日本酒「白鶴」ブランドでおなじみの白鶴酒造。江戸時代中期の寛保3年(1743年)以来、御影郷の地で日本酒の醸造、販売を手掛ける老舗酒蔵です。

御影郷といえば、日本を代表する酒処、灘五郷のひとつ。ミネラル豊富な六甲山系の伏流水と兵庫県産の良質な米、高度な技術を持つ丹波杜氏によって醸されたこの地の酒は、海運が発達していたことも手伝って、江戸時代から全国各地に輸送されていました。

主要銘柄「白鶴」が誕生したのは、延享4年(1747年)のこと。当時は、上方(かみがた)から江戸に送られる下り酒(くだりざけ)の代表的な銘柄のひとつとして人気を博しました。そして約280年を経た現在も、日本全国で絶大な支持を集めています。

昭和59年(1984年)には、パック酒「白鶴 まる」をリリース。現在では、日本酒売上№1ブランドとして人気を集めています。
※インテージSRI調べ
日本酒 2021年1~12月累計販売金額(全国計)

現在は、データを駆使した再現性の高い機械造りと創業当初から受け継がれる伝統的な手造りを組み合わせた、品質の高い酒造りで信頼を集める白鶴酒造。そのラインナップの多くは日本酒ですが、じつは梅酒などのリキュールやワイン、本格焼酎など、日本酒以外のお酒も展開しています。

「千夜一酔」は芋焼酎と麦焼酎で展開する白鶴酒造の本格焼酎ブランド

白鶴酒造の本格焼酎ブランド「千夜一酔」

jazz3311 / Shutterstock.com

「千夜一酔」とはどんな焼酎なのでしょうか。特徴や魅力を紹介します。

「千夜一酔」のラインアップ①「白鶴 本格芋焼酎 千夜一酔」

白鶴本格芋焼酎千夜一酔

白鶴酒造株式会社ホームページ

「本格芋焼酎 千夜一酔」は、「白鶴」ブランドの名のもと、鹿児島県の田崎酒造が製造を手掛けるこだわりの逸品です。

田崎酒造の創業は明治20年(1887年)。「古来よりまれに見る銘水」と評される水を探し当てた初代当主が鹿児島県いちき串木野市(当時は市来町)に蔵を構えて以来、妥協のない焼酎造りの姿勢を貫いてきた、焼酎一筋の老舗蔵元です。

焼酎業界が原酒の長期貯蔵に関心を示さなかった時代から「新酒を出さない熟成の蔵元」として、芳醇で深い味わいを持つ熟成焼酎の普及に取り組んできた希少な存在でもあります。

田崎酒造の熟成へのこだわりは、芋の香りと絶妙に絡み合うナッツのような熟成香とまろやかでコクのある味わいが特徴の「薩摩 七夕(さつま たなばた)」や、熟成焼き芋焼酎「鬼火(おにび)」などで堪能することができます。

そんな田崎酒造が醸す「本格芋焼酎 千夜一酔」は、黒麹を使ってていねいに仕込まれた至高の1本。芋の旨味とやわらかな香りが心地よい、まろやかでコクのある味わいに仕上がっています。

「千夜一酔」のラインアップ②「白鶴 本格麦焼酎 千夜一酔」

白鶴本格麦焼酎千夜一酔

白鶴酒造株式会社ホームページ

「本格麦焼酎 千夜一酔」は、「白鶴」ブランドの名のもと、宮崎県の高千穂酒造で製造した麦100%焼酎です。

麦焼酎の原料に使われる麦の精麦歩合は65〜70%程度が一般的ですが、「本格麦焼酎 千夜一酔」では60%まで磨きあげ、さらに減圧蒸溜と低温ろ過技術で雑味を除去。また、焼酎の味わいを左右する割り水には、日本名水百選として知られる「白川水源」の水を使用し、飲みやすさのなかにも麦の香ばしさが活きた、まろやかな味わいの麦焼酎に仕上げています。

製造を手掛ける高千穂酒造は、明治35年創業の老舗蔵元。国の名勝・天然記念物に指定された高千穂峡を抱く天然の貯蔵庫ともいうべき土地で、自然の恵みを活かした焼酎造りを行ってきました。蔵の名を冠した麦焼酎「高千穂」は、国内外の酒類コンクールで数々の受賞歴を持つ看板銘柄です。

白鶴酒造の定番商品と一度は飲んでみたいこだわり銘柄

白鶴酒造 上撰 白鶴

白鶴酒造株式会社ホームページ

白鶴酒造といえば日本酒。ここでは定番商品と、一度は飲んでみたいこだわり銘柄を紹介します。

白鶴 サケパック まる

白鶴酒造の白鶴サケパックまる

画像提供:白鶴酒造株式会社

日本酒売上No.1ブランド「まる」シリーズの定番商品。
国産米100%。白鶴オリジナル酵母と、伝統的な三段仕込みのあとに四段目を仕込む「麹四段製法」を採用し、豊かな旨味とふくらみのある味わいに仕上げています。バランスのよさや料理との相性はもちろんのこと、コスパの高さにも定評があります。

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上撰 白鶴

白鶴酒造の上撰白鶴

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寛保3年(1743年)から連綿と受け継がれてきた技で醸す、白鶴伝統の「うまし酒」。飲み飽きしないきれいな味わいで、幅広い料理を引き立てます。
IWC2019「SAKE部門」普通酒カテゴリーで「シルバーメダル」受賞。

特撰 白鶴 特別純米酒 山田錦

白鶴酒造の特撰白鶴特別純米酒山田錦

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最高峰の酒米といわれる兵庫県産山田錦を100%使用した特別純米酒。やさしくなめらかな口当たり、山田錦ならではのコク、キレのある味わいがたのしめます。

白鶴 翔雲(しょううん) 純米吟醸 白鶴錦(化粧箱)

白鶴酒造の白鶴翔雲純米吟醸白鶴錦

白鶴酒造株式会社ホームページ

10年以上の歳月をかけて独自開発した白鶴オリジナル酒米「白鶴錦」を100%使用し、伝統の技と最新技術で醸したこだわりの純米吟醸酒。リンゴやメロンを想わせる香りとまろやかな甘味、さわやかな酸味と旨味が織りなす芳醇な味わいがたのしめます。
2021年モンドセレクション金賞受賞。

ブランドサイトはこちら

「千夜一酔」は、長年日本酒の製造を手掛けてきた灘の老舗日本酒メーカー・白鶴酒造のこだわりが反映された本格焼酎ブランド。手に入れたあかつきには、好みの割り方で味わいながら、日本酒と焼酎に共通する魅力を探ってみてはいかがでしょう。

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