「デュワーズ」はハイボールに合うブレンデッドスコッチウイスキー! 味わいや飲み方、ラインナップを紹介

「デュワーズ」はハイボールに合うブレンデッドスコッチウイスキー! 味わいや飲み方、ラインナップを紹介
出典 : 「デュワーズ」ブランドサイト

「デュワーズ」は、1846年にスコットランドで誕生したブレンデッドスコッチウイスキー。「ダブルエイジ製法」で生まれるまろやかさが魅力で、世界中の愛好家に愛され続けています。今回は「デュワーズ」の特徴や味わい、ラインナップなどについて紹介します。

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英国王室にも愛された「デュワーズ」は、好奇心から生まれたブレンデッドスコッチウイスキー。ハイボールなどおすすめの飲み方を紹介します。

「デュワーズ」とは

デュワーズはスコッチウイスキー

出典:「デュワーズ」ブランドサイト

まずは「デュワーズ」の基本情報からみていきましょう。

「デュワーズ」はスコットランドのブレンデッドウイスキー

「デュワーズ」は、スコットランドで生産されているブレンデッドウイスキーです。

「デュワーズ」の生みの親であるジョン・デュワー&サンズ社は、1846年にスコットランドのハイランド地方で、ジョン・デュワー氏によって設立されました。「デュワーズ」を世界的なブランドへと育て上げたのは、息子であるジョン・アレクサンダー・デュワー氏とトミー・デュワー氏で、親子で「デュワーズ」の礎を築きました。

「デュワーズ」は、複数種類のモルトウイスキーやグレーンウイスキーをブレンドしたブレンデッドウイスキーで、多彩な原酒が織りなす深みのある味わいが魅力です。また、スコットランド国内で最低3年以上熟成させるなど、スコッチウイスキーとしての条件も満たしています。

「デュワーズ」は英国王室御用達の栄誉あるブランド

「デュワーズ」は、1886年のエジンバラ国際博覧会でメダルを獲得して以来、数多くの受賞歴を誇るブランドです。また、ジョン・デュワー&サンズ社としての受賞歴は1000以上を超えます。

1893年には、イギリスのヴィクトリア女王より英国王室御用達に認められ、その栄誉は現在に至るまで続いています。

「デュワーズ」はイギリスだけでなく、世界でも愛されるブランドです。「デュワーズ」の名が世界に知られるようになったのは、創業者の息子トミー・デュワー氏が、親交のあった鋼鉄王アンドリュー・カーネギー氏を通じて、当時のアメリカ大統領ベンジャミン・ハリソン氏に「デュワーズ」を提供したことがきっかけでした。それが話題となって全米に広がり、現在もアメリカでもっともポピュラーなスコッチウイスキーのひとつとして親しまれています。

「デュワーズ」の味わいは好奇心から生まれた

デュワーズの味わい

出典:「デュワーズ」ブランドサイト

ジョン・デュワー&サンズ社は創業以来、「手間暇を惜しまず丹念に仕上げること」と、「こだわりを持ちつつユーモアを忘れないこと」をモットーとしてきました。

「デュワーズ」の、親しみやすくどこまでもなめらかな味わいは、造り手の好奇心から生まれた「ダブルエイジ製法」で紡ぎ出されます。「ダブルエイジ製法」は、熟成したモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしたあとに、再び樽の中で熟成させる製法です。

通常は、ブレンド後にボトリング作業に入りますが、「デュワーズ」では、なめらかさを追求するために、もう一度樽に詰めて熟成させるという一工程を加えたのです。

この発想とチャレンジがなければ、なめらかな味わいは生まれなかったかもしれません。時間も手間もかかりますが、「デュワーズ」では「ダブルエイジ製法」にこだわり、初代マスターブレンダーのA.J. キャメロン氏の時代から変わらぬ製法で造り続けています。

また、「デュワーズ」の味わいのベースは、アバフェルディ、クライゲラキ、オルトモア、ロイヤル・ブラックラ、マクダフの5つの蒸溜所のモルトウイスキーが支えていることも忘れてはいけません。それぞれの原酒の個性をうまく融合させることで、「デュワーズ」の深い味わいが生み出されています。

「デュワーズ」のおすすめの飲み方

デュワーズの飲み方

出典:「デュワーズ」ブランドサイト

ブレンデッドウイスキー「デュワーズ」の魅力を存分にたのしめる、おすすめの飲み方を紹介します。

ハイボールがイチオシ

なめらかで飲みやすい「デュワーズ」は、とくにハイボールに最適なウイスキーです。作り方は、氷を入れたグラスに「デュワーズ」と炭酸水を1:4の割合で注ぎ、軽くかき混ぜ合わせるだけ。
「デュワーズ」で作るハイボールは食事との相性も抜群で、さまざまなシーンでたのしめます。

余談ですが、ハイボールの誕生には創業者の息子であるトミー・デュワー氏が関係しているという説があります。1891年のニューヨークで、友人とウイスキーをたのしむためにサロンへ行ったところ、グラスが小さかったため、ウェイターさんにこう告げたそう。「もっと背の高い(high)グラスにしてくれないか。そうすればもっとたのしめる(have a ball)」と。このとき、「high」と「have a ball」を掛け合わせて、ハイボールが誕生したといわれています。

ハイボールの起源には諸説ありますが、創業者一家が100年以上前に飲んでいたというハイボールを、ぜひ「デュワーズ」で作ってたのしんでくださいね。

デュワーズはロックにも合う

Suslik1983 / Shutterstock.com

ストレートやロックなどもおすすめ

「デュワーズ」はストレートやロック、トゥワイスアップで飲むのもおすすめです。

ストレートは、「デュワーズ」本来の味や香りを存分にたのしめる飲み方。グラスに適量の「デュワーズ」を注いで、ミネラルウォーターなどのチェイサーと交互に飲めば、「デュワーズ」のおいしさを一口ごとにしっかりと味わえます。

大きめの氷を入れたグラスに適量の「デュワーズ」を注いで飲むロックは、ゆったりとした時間を過ごしたいときにぴったり。ゆっくりと飲み進めれば、少しずつ変化する「デュワーズ」の味わいを堪能できます。

トゥワイスアップは、グラスに「デュワーズ」と常温のミネラルウォーターを1:1の割合で注いで作ります。華やかな香りをたのしみたいときに最適で、水で割ることでアルコール度数が抑えられるので、より飲みやすくなります。

「デュワーズ」のラインナップ

最後に「デュワーズ」のラインナップを紹介します。

デュワーズ ホワイト・ラベル

デュワーズ ホワイト・ラベル

出典:「デュワーズ」ブランドサイト

1899年に、初代マスターブレンダーA.J. キャメロン氏が手掛けたブレンデッドスコッチウイスキー。華やかな香りとなめらかな味わいが魅力で、長年世界中で愛され続けています。どんな飲み方にも合いますが、とくにハイボールに最適です。

デュワーズ12年

デュワーズ12年

出典:「デュワーズ」ブランドサイト

12年以上熟成されたアバフェルディのモルトウイスキーを中心に、40種類以上の原酒をブレンドしたスコッチウイスキー。芳醇な香りと、どこまでもなめらかな味わいが特徴です。「デュワーズ ホワイト・ラベル」よりも、少し贅沢なハイボールがたのしめます。

デュワーズ15年、18年、25年などにも注目

ダブルエイジ製法で仕上げたベースラインの「デュワーズ」には、ワンランク上の味わいが魅力の15年や、こだわり派も納得の18年、贅沢なひとときにぴったりの25年など長期熟成商品もあり、輝きを放っています。

また、スコッチウイスキーと世界の樽を融合させた「樽」シリーズも人気です。8年以上熟成のモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンド後、ポートワイン樽やラム樽、メスカル樽でフィニッシュした「ポルトガルスムース」「カリビアンスムース」「イリーガルスムース」のほか、日本産ミズナラ樽で仕上げた「ジャパニーズスムース」にも注目が集まっています。

年間数量限定で販売される「ダブルダブル」シリーズは、4段階の熟成プロセスを経て完成する贅沢感が魅力。21年、27年、32年と、それぞれ特徴の異なるシェリー樽でフィニッシュさせた、デュワーズ史上最高峰のなめらかな味わいを堪能できます。

「デュワーズ」は、1893年に英国王室御用達の栄誉を賜った由緒あるブレンデッドスコッチウイスキー。「ダブルエイジ製法」によって生み出された、どこまでもなめらかな味わいを、ぜひハイボールでたのしんでみてくださいね。

輸入販売元:バカルディ ジャパン株式会社
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